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益田兼堯像
雪舟筆 重文
益田兼堯(ますだかねたか)は島根県益田の第15代益田城主で、大内氏と姻戚関係にあり、常に大内氏と行動をともにし、勲功のあった武将であった。図上に竹心周鼎(ちくしんしゅうてい、石見東光寺僧)の文明11年冬の賛があることから、この頃、雪舟は益田を訪問して、兼堯の品格の高い容貌を正確にとらえ、リアルに描いたことが知られる。
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花鳥図
伝 雪舟筆
もとは6曲の屏風であったもの。絵のつながり具合から2〜4扇目と考えらる。中央の水辺の岩上に眠る雁と飛び立つ雁(右)、舞い降りる雁(左)で3幅を構成する。芙蓉、葦、松のほか、背後には雪山が描かれている。絵の具の落剥がすすんでいるのが惜しいが、伝雪舟筆の他の屏風の図様との共通点も多く、好資料である。 |
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