SHIMANE VIRTUAL MUSEUM しまねバーチャルミュージアム企画コーナー

石見銀山
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尾道道    
 江戸時代以降利用された銀の輸送ルート。毛利氏支配の時代には運上銀の輸送はおもに銀山の外港である温泉津が利用されましたが、大久保長安※1が初代奉行に就任すると、危険な海路での輸送をやめ、中国山地を輸送する陸路へと改められました。毎年旧暦の10月下旬から11月上旬にかけて大森を出立し、約130kmの行程を途中九日市、三次、甲山の宿駅で泊まりながら3泊4日かけて尾道まで向かいました。尾道からは瀬戸内海を通って大坂で水揚げされた後、京都銀座において幕府が発行する銀貨に鋳造されました。

※1 大久保長安
石見銀山の初代奉行。奉行所直営の掘削工事を強力に進め、鉱山経営者に経営を委託して運上を納めさせるなど積極的な鉱山政策を行い、銀の生産を活性化させた。
街道図
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