熊谷家
代官所跡
から南西50mにあり、町の通りに面して建つ大森地区最大の商家建築。熊谷家は金融業などを営みながら、町役人や
代官所
の御用商人を務め、19世紀には大森の中で最も有力な商家の1つとして栄えました。現在の建物は寛政の大火
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後の再建ですが、その後順次整えられていった屋敷構えの変遷や生活ぶりがうかがえる貴重な商家建築です。
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寛政の大火
寛政12年(1800)3月24日、大森町駒の足(こまのあし)地区から出火し、大森の3/4を焼失した火事。