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茶室紹介
独楽庵
独楽庵
文化3年(1806)、不昧は56歳で江戸大崎下屋敷に隠退する。この約2万坪余りの大茶苑には11棟の茶席が散在していた。その中心に据えられた独楽庵(一畳台目)は、千利休が天正年中に秀吉の許可を得て宇治田原に建てたと伝えられる。ここには、四代将軍家綱に献茶した船越伊豫(?〜1671)の三畳台目の席と裏千家六世泰叟の二席が組み込まれている。この伊豫席は、小間ながら給仕口や真塗りの床框がつき、三種の天井のつくりなど大名好みの特徴がみられ、不昧はこの席を好んで度々茶会を催している。
 平成3年(1991)、出雲市立出雲文化伝承館に忠実に復元され,当時の面影を偲ぶことができる。

現住所:〒693-0054 島根県出雲市浜町520
お問合せTELNo,:0853-21-2460
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