東部エリアの謎～「小泉八雲記念館」の紹介

ラフカディオハーンの遺品を展示公開する世界唯一の施設

〒690-0872松江市奥谷町322

TEL:	0852-21-2147
FAX:	0852-21-2156
url
	8：30～18：30(10～3月は～17：00)(入館締切は20分前)
	年中無休
	JR松江駅より松江ウォーカーバス・レイクラインバス小泉八雲記念館前下車

小泉八雲　数々の作品で日本を紹介し、日本の理解者だった小泉八雲ことラフカディオ・ハーンは、こんなカエルの絵も描いています。

●小泉八雲記念館

● 鑑賞（約25分）

■関脇の遺髪塔 → ■エントランスホールのミニ書斎 → ■常設展示室（展示映像で八雲の生涯を概観した後、左回り（年代順）で見学 → ■企画展示室

●主なイベント・H17年度予定企画展他

平成17年10月下旬

・「小泉八雲文学ツアー」バスを利用(一台)して日帰りツアー

　漫画小泉八雲　原画展とワークショップ　小泉八雲記念館企画展示

　漫画家で『若き日の小泉八雲』(平成12年、松江市観光開発公社発行)『小泉八雲・日本の面影』(平成16年、ハーン百年祭実行委員会発行)の作画者である大西洋一氏(東大阪市在住)の原画展を開催する。没後百年を機に2冊の漫画によるハーンの生涯前後編が完結したことを記念するもので、おもに若年層に漫画という媒体を通してハーンに親しんでもらうことを目的とする。

期間：平成17年4月29日～平成18年3月31日まで
場所：小泉八雲記念館企画展示室(展示ケース内および壁面のパネル展示)

　期間中(夏休み中)に大西氏を招聘し、子どもたちに漫画の魅力、漫画家からみた小泉八雲の魅力、作画の苦労談等をレクチャーしてもらう。さらに、同氏の指導でワークショップを行い、子どもたちが漫画づくりを体験する。
　また、記念館内で1－2時間程度、上記2冊の漫画の即売・サイン会を開催する。これには監修者の小泉凡も参加する。(月日は未定)

●小泉八雲記念館顧問　小泉　凡

　小泉八雲（パトリック・ラフカディオ・ハーン）という多彩な顔をもつ作家をテーマにした世界で唯一の記念館です。八雲から教えを受けた学生たちが中心となって募金活動が行われ、1933年に建設されたという経緯があります。その意味でこの記念館は、八雲という作家と彼が1年２ヶ月余りしか住んでいない松江との特別な深い絆の象徴でもあります。
　新潟、焼津、熊本などにも展示室があり、富山大学には八雲の蔵書2,435冊がありますが、当館は八雲の遺愛の品々の展示が最大の特色で約200点あります。八雲は「超自然の中には真理があって、それに対する人間の関心は何百年たっても小さくならない」と予言しました。当たっているかもしれません。遺品・初版本・自筆のスケッチなどから八雲のメッセージに耳を傾け、現代社会に何を生かすべきかを考えていただければ幸いです。