矢滝城跡
銀山柵内
から南西2.5kmにあり、標高638mの山頂部を利用した16世紀の山城跡。北側には石見銀山街道
温泉津沖泊道
が通る
降路坂
があり、さらに進むと
矢筈城跡
があり、石見銀山を防備するための要衝を押さえています。1528年には戦国大名大内氏が拠点とし、3年後の1531年には当地域の領主小笠原氏がこれを奪い銀山を支配したとの記録があります。