山吹城跡(要害山)
仙ノ山の真向かいに位置し、標高414mの要害山頂上に築かれた山城。敵の侵入を防御するために掘った空掘や、登ってくる敵に石を落とすための竪掘などが設けられていました。山頂からは間近に仙ノ山を望み、眼下に大森の町並みが広がります。戦国時代の銀山争奪戦で持ち主が度々変わっていたため、何度も改築されたとみられています。毛利氏支配になると役所が設置され、銀山支配の拠点として利用されました。