銀山柵内
石見銀山遺跡の中核。採掘から精錬に至るまでの銀の生産活動が一貫して行われたエリアです。仙ノ山と要害山(
山吹城
)を中心にした320ヘクタールの範囲で、17世紀に周囲に柵をめぐらしていたことからこの名があります。ここには16世紀から20世紀に至る生産活動の痕跡が、関連する生活、支配、信仰の痕跡とともに現地にほぼ完全な形で残っています。