SHIMANE VIRTUAL MUSEUM しまねバーチャルミュージアム企画コーナー

石見銀山
トップページサイトマップ

石見銀山に関連する加盟館
遺跡マップ石見銀山の歴史銀山の開発銀山絵巻石見産の銀貨ゲーム
鞆ヶ浦道    
  鞆ヶ浦が銀鉱石の積出港であった16世紀前半、銀山柵内から日本海へ出る最短の銀鉱石の搬出路でした。全長7kmほどの距離があります。銀山の畑口と吉迫口が出入口で、全行程を通して勾配があり、山中を抜ける狭い道がよく残っています。途中には土橋や切土の道普請の跡や、往来の人々の交通安全を祈った石碑、石仏などが残ります。「胴地蔵さん※1「人切岩※2」など銀鉱石の搬出や交通に関わる伝承もあります。

※1 胴地蔵さん
昔、馬を引く人が役人の目をかすめて銀鉱石を盗んだ。怒った役人が犯人の首をはねた。その首のない胴体を埋めて弔ったのが胴地蔵だといわれている。

※2 人切岩
その昔、妙齢の女人が旅人を誘惑し困っていた。噂を聞いた旅の武士が待ち伏せして切りつけたところ、大きな岩がみごとに切られていた。 今でも刃物で切り裂かれたように割れた巨石が残っている。
街道図
マップへもどる (c)しまねミュージアム協議会