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石見銀山は、1526年に九州博多の豪商神屋寿禎によって発見されて以来、1923年の休山まで約400年にわたって採掘されてきた世界有数の鉱山遺跡です。
大航海時代、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパ人に唯一知られた存在でした。16世紀半ばから17世紀前半の全盛期には、世界の産銀量の約3分の1を占めた日本銀のかなりの部分が石見銀だったと考えられています。石見銀山で産出される銀は高品位で信用が高く、海外にも多量に輸出され、アジア諸国とヨーロッパ諸国を交易で結ぶ原動力となっていました。
石見銀山が世界を動かす重要な役割を果たしていたことは明らかで、それは今日遺跡として当時のままに残されています。 |
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