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企画コーナー
作品紹介
宮城野蒔絵茶箱
みやぎのまきえちゃばこ
初代 勝軍木庵 光英
縦12.6 横18.2 高14.2 
島根県立美術館

茶箱は、野外で茶を点てるために茶道具を入れて運ぶもの。金箔を貼りつめた総体に千疋亀を漆で描き、さらに透漆を重ねており、輝きを抑えた色調の中に亀文が浮かび上がっている。また、朱漆の網代の窓を作り、茶箱の四方に秋草や蝶などが金銀高蒔絵で細部の陰影まで見事に表現される。上部には「様々に心にとまる 宮城野の 花の色々 虫の声々」(千載和歌集)があらわされる。
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