紅葉吹寄高蒔絵棗
もみじふきよせたかまきえなつめ
初代 勝軍木庵 光英
口径6.3 高7.1
絲原記念館
初代勝軍木庵の得意とした高蒔絵による豪奢な棗である。金粉溜地に4種類の異なる紅葉の葉を金銀粉の高蒔絵で表し、それぞれの葉が色づく様子を朱漆や銀粉の蒔きぼかしによって繊細に描き分けている。内部は黒漆塗りで、畳付左側に「光英」金蒔絵銘がある。
畳付内