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企画コーナー
作品紹介
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いぬ子柳蒔絵中次
いぬこやなぎまきえなかつぎ
二代 小島 漆壺斎(にだい こじま しっこさい)
口径5.9 高6.6
絲原記念館

中次は、合口が胴のほぼ中央にあることからついた名称である。桑の木目を活かし、猫柳を鉛象嵌風に高蒔絵であらわし、膨らんだ新芽を金貝と螺鈿であろうか、金と白の色彩で表現している。内部と合口は黒漆塗りで、畳付内左側に「乗継造」と金蒔絵される。木地象嵌を思わせるような手法で文様を施している点に二代漆壺斎の高い技術を感じさせる作品である。

畳付内

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