茶杓 銘 鶴のはし
ちゃしゃく めい つるのはし
松平 不昧
長17.4
宍道町蒐古館
非常に華奢な茶杓である。節下の3分の2辺りまで干割れが流れ、鶴の嘴のように見えるところからついた銘であろう。櫂先は美しいカーブを描き、腰はわずかに高く削られている。ごま竹の共筒は草削りで不昧の墨書で爪印と銘「鶴のはし 出」がある。