しまねバーチャルミュージアムimage
企画コーナー
作品紹介
picture
粉溜秋野棗
ふんだめあきのなつめ
初代 小島 漆壺斎(しょだい こじま しっこさい)
胴径8.1 高8.1
絲原記念館

不昧から「漆壺斎」の号を賜るきっかけになったとされる漆壺斎の代表作である。 器面全体を金粉溜に仕上げ、三日月形の銀金貝を蓋甲の曲線に沿って大きく配し、身の側面には月夜に浮かび上がる桔梗、藤袴、野菊、女郎花、薄を螺鈿や金銀蒔絵によって色彩豊かに表現している。畳付内の朱書銘「伊川法眼(花押)」により、狩野伊川院栄信による下絵であることが分かる。『雲州蔵帳』下之部記載。

仕覆

畳付内
作品一覧へ戻る
しまねバーチャルミュージアムトップへ