萬代屋釜
もずやがま
高橋 因幡(たかはし いなば)
口径13.2 高25.0
宍道町蒐古館
堺の茶人、万代屋宗安所持の釜を写したもので、口形は輪口で肩は張り、鬼面の環付がつく。肩に二筋、腰に一筋入り、それぞれに擂座をめぐらした端正な形の釜である。不昧の茶道頭であった藤井長古の添状がともなう。