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企画コーナー

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不昧画像
ふまいがぞう
縦53.7 横69.7 絹本著色
島根県立美術館

不昧は文化3年(1806)、56才の時に藩政を子の齋恒に譲り、剃髪して不昧宗納居士を名乗って江戸大崎別邸に隠退し、文政元年(1818)に逝去するまで悠々と茶禅一味の風流韻事に親しんだ。これは、腰刀を帯び、僧体十徳姿で座布団に座する隠居後の不昧を描く。不昧の菩提寺である月照寺に本歌があり、それに倣って描かれている。大徳寺孤篷庵八世住持の大鼎宗允が不昧の語録を賦している。
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