石を加工する道具
ムナイシガタ
むないしがた
石にしるしをつけるための型
1955年頃まで
来待ストーン
など
使われはじめたのは明治ぐらいから、家を建てる時に屋根に瓦を葺(ふ)きました。そして棟(むね)部にのし瓦を葺き、その上に来待石製の棟石(むないし)をのせます。この棟石を屋根の頂上部に設置することによって、家全体の木材のはめ込み部を締めると言われています。この棟石を作る時に先端の型としてこのムナイシガタを使いました。
現在は棟石が全んど使われなくなったため、ムナイシガタは使用されていません。