石を加工する道具
剣ガネ
けんがね
石製品の大まかな形を作る道具
1900年頃まで
出雲玉作資料館
など
勾玉(まがたま)などの形をつくるのに使います。棒状の鉄でできており、断面は方形で、両端がとがっています。通常の長さは90cm前後ですが、この資料の長さは約60cmです。剣ガネは、荒作りの段階で使います。一端を剣ガネ枕にのせ、他の一端をコギ板の上に、手で固定しためのうに押し付け、少しづつ欠いて大まかな形を作っていきます。
現在は使いません。板状の材料を切って大まかな形を作ります。