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藁ぐつともいいます。積雪があるときに履く、藁で作った長靴で、雪踏み作業のときにも履きます。藁でできているために暖かく、雪の中にはまることも少ないです。脛(すね)の部分は俵編みで、沓(くつ)の部分は組編みで作ります。爪先は双股式と丸形式があり、底は二重になっているものが多くあります。田舎の普段の生活では、道路までの道あけや隣近所歩き、あるいは近くの町へ買い物に履かれていました。 |
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稲作でできる豊富な藁という材料と、それを自家製で編んでできる気楽さがあり、履いた感触も良く、つくった人の温もりが感じられる履物でしたが、ゴム長靴の普及ですっかり姿を消しました。 |
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