しまねの民具100選サイトマップ
身につける道具
クリックすると拡大して見ることができます
画像をクリックすると拡大してみることができます
 
つまご草鞋
ふりがな つまごぞうり
機能・用途 雪道や荒仕事のとき足の先を保護する道具
年代 1950年頃まで
所蔵資料館 邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
津和野町立歴史民俗資料館
絲原記念館
浜田市郷土資料館
浜田市金城民俗資料館
安来市立歴史資料館 など
解説
雪道を歩くときに、足の先を覆う「わせ草履」と組み合せて使ったほか、木出しや炭焼といった荒仕事のときにも用いました。これを着けることで雪道も歩きやすく、足も暖かくなり、重宝されました。つまごを作るには木製の木型に合わせて作り藁を綾に編んで仕上げます。手慣れた作り手のつまご草鞋は、履きやすく足が疲れないといわれ、履く人の足に合わせて入念に作られました。
現在の姿
つまご草履は、現在の地下足袋(じかたび)へとかわっていきました。地下足袋でも足首までだけのものではなく、脛(すね)のあたりまで覆っている長めの地下足袋が、つまご草履に近いものといえます。
   
しまねバーチャルミュージアムTOP しまねミュージアム協議会
トップページ コンテンツについて サイトマップ