たたらの道具
二丁鞴たたら
にちょうふいごたたら
炉へ風を送る道具
江戸末期頃まで
浜田市金城民俗資料館
など
たたらは「野たたら」から「吹子(ふきこ)たたら」そして、この「二丁鞴たたら」へと進化していきました。たたらの炉の両側に「ふいご」を備えることから「二丁鞴たたら」と呼ばれます。一台の「ふいご」から8本の気呂(きろ)で炉に風を送る「四丁鞴たたら」もありました。
この「鞴たたら」から改良発展した「天秤鞴たたら」でしたが、明治末には「たたら製鉄」自体が消滅しました。