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漁の道具
ジョレン(昭和20年代)ジョレン(昭和30年代)
 
ジョレン
ふりがな じょれん
機能・用途 蜆を獲る道具
年代 昭和20〜30年代
所蔵資料館 宍道蒐古館 など
解説
左は昭和20年代のジョレンです。蜆(しじみ)をとる部分は針金をカゴ状に組み合わせており、それに浮力のある杉材の柄を付けて、湖底の蜆を掻き上げました。右は昭和30年代のジョレンです。昭和30年代になると動力船が導入され、船を動かしながらの蜆掻きが行われるようになりました。船での操作性を考慮し、柄が杉材から竹に変わっています。
現在の姿
柄は竹より軽いグラスファイバーに変わり、カゴも動力の強い船で掻いても壊れないように、溶接のしっかりしたものとなりました。カゴの網目を細くすると小さい蜆までとれることから、網目をやや幅広にしたりして、資源保護に努めています。
   
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