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水深が10m以上の割と深い場所にいるナマコを取るときに、この道具が使われました。5〜12本のモリの根元に石の錘(おもり)を付け重くし、海底のナマコの上に落として取る漁法です。深い場所での漁は、潮の流れや舟が風の影響を受けるため、熟練の技を要する漁法だといわれます。隠岐のナマコは歴史が古く、奈良時代にも都へ運ばれたと記録にあります。その時代には、どんな漁法でナマコを捕っていたのでしょうか。 |
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このナマコ落しのように、突き刺す道具ではナマコを傷つけてしまうことから、最近ではあまり使われなくなり、今頃ではヤスの先に網を付け、その玉網(たも)ですくい取る方法が多いようです。 |
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