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漁の道具
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うなぎかご
ふりがな うなぎかご
機能・用途 うなぎを釣った時入れて持ち運ぶカゴ
年代 1980年代頃まで
所蔵資料館 飯南町歴史民俗資料館
津和野町立歴史民俗資料館
 など
解説
うなぎは鮮度が大事なので、釣ったうなぎはうなぎカゴに入れ、生かして持ち帰りました。うなぎかごは、肩を平たく横に張り出してカゴ底を広くし、中で重なりを防ぐ形になっています。うなぎには、逆立ちをして逃げ出す習性があり、このような形にすることで、逃げ出しも防げました。さらに、うなぎかごの口にはエサカゴをはめ、その上からフタカゴをして結び、厳重な口仕舞(くちしまい)となっています。このかごは、うなぎの持運びだけでなく、カゴを水に浸けてイケスにも使われました。
現在の姿

使われ始めたのは江戸時代と思われます。近年まではうなぎ釣りの人が持ち歩いているのが見かけられています。現在のうなぎかごは大形のプラスチック製で、モジなどで捕ったウナギを竹製のカゴに入れて生かしているのが見かけられます。

   
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