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身につける道具
しゅろみの
 
しゅろみの
ふりがな しゅろみの
機能・用途 体に直接羽織る棕櫚製の雨具
年代 1950年代頃まで
所蔵資料館 津和野町立歴史民俗資料館 など
解説
「しゅろみの」はシュロの木の皮製で、その軽さと通気性のよさが特徴です。蓑の材料は、稲蓑・コウラ・シュロ皮等で、出来上がった蓑を、わらみの・こうらみの・しゅろみのと呼んでいます。また製作方法は、材料をヘラ(木の皮)で編んだものと、材料の胴中をいったん細縄にし、これを縄状に結んで蓑形に仕上げたものとの二通りがあります。種類も二種あり、肩紐ではおる風通しのよい普通の蓑と、豊後のなば師(椎茸栽培者)が伝えたという、山仕事に適した動きやすい密着型のものとがあります。
現在の姿
使われ始めたのはいつの時代かわかりませんが、相当古い時代からと思われます。昭和20年代からナイロンやビニール製の雨合羽が普及して蓑に替わり、昭和30年代には使われることはなくなりました。
   
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