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農耕の道具
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おいこ
ふりがな おいこ
機能・用途 堆肥や土を運ぶ道具
年代 1960年代頃まで
所蔵資料館 邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
 など
解説
竹や細い木を骨とし、縄や藤かずらなどを編んで作った円形の籠(かご)状のものに、背負い紐(ひも)と藁(わら)の背あてを取り付けたもので、「もくおいこ」ともいいます。おいこの背中を背負ったままでも体を傾けるだけで堆肥(たいひ)が落とせるように籠があらかじめ斜めに取り付けてあります。おいこの網目を密にし、土を積んでも漏れないようにしたものを「つちおいこ」といい、土を背負って運ぶおいこに「どろおい」という木製箱型のおいこもあります。
現在の姿

小規模に堆肥や土を運搬するときは、手押しの一輪車で行うことが多くなり、ほとんど使用されなくなりました。堆肥や土を人力で運搬する機会も少なくなり、運搬車などで行う場合が多くなりました。

   
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