米、又は籾(こうじ)俵の他、櫨(はぜ)俵や炭俵、菰(まこも)等もこれで編みました。使い始めはいつの時代か分かりませんが、昭和30年代、米俵がカマスや紙袋に代わるまでは、農家の重要機具の一つでした。炭俵は茅の茎で作るため、硬くて折返しに苦労しましたが、昭和20年代に炭俵専用のこませができ、楽になりました。