しまねの民具100選サイトマップ
農耕の道具
ます
 
ます
ふりがな ます
機能・用途 米の量をはかる道具
年代 1970年代頃まで
所蔵資料館 平田本陣記念館
松江郷土館

邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
津和野町立歴史民俗資料館 など
解説
主に米の分量を量るもので、写真は一斗桝(いっとます)です。一斗桝4杯で米俵一つ分に相当します。昔は、米の分量を重さではなく体積で量り、年貢(ねんぐ)や小作料(こさくりょう)は米を桝で計量して納めていました。桝の上にのっている円柱状の棒は、「とかけ」とか「とぼ」といって、桝に盛られた米を平らにするものです。とかけを引くときには力をいれず、すーっと引きました。できるだけ桝に入る米を少なくしようとした工夫です。
現在の姿

現在、米は重さを単位を用いて取り引きされるが普通で、桝に替わり、秤(はかり)での計量になっています。ご飯を炊くときには、一升とか五合とか嵩(かさ)の単位を使いますが、桝で量り取っている家庭は多くはないでしょう。今はプラスチックの容器などがこれに代わっています。

 

   
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