しまねの民具100選サイトマップ
身につける道具
 
ふりがな みの
機能・用途 雨よけ、防寒具
年代 1950年頃まで
所蔵資料館 出雲玉作資料館
邑南町郷土館
安来市立歴史資料館
飯南町歴史民俗資料館
津和野町立歴史民俗資料館
絲原記念館
浜田市郷土資料館
浜田市金城民俗資料館 など
解説
蓑でできた雨具・防寒用具で、雨や雪の降るときの野良仕事に使いました。仕事着の上から蓑を肩から掛け、紐で背負うようなかっこうになります。紐が首と腰のあたりについていて、首の部分の紐は胸のあたりで結び、腰の紐は前に回して結びます。田仕事では泥水が掛かっても雨水できれいに流され、心配なく仕事ができます。冬は暖かく、雪がついても簡単に落せます。材料は藁かヒロリ草が使われ、藁には仕事用と旅用がありました。
現在の姿
昭和の30年代になると、ゴム製やビニール製の雨カッパが使われ、旅にはレインコートなどが普及して、蓑は姿を消していきます。
   
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