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蓑でできた雨具・防寒用具で、雨や雪の降るときの野良仕事に使いました。仕事着の上から蓑を肩から掛け、紐で背負うようなかっこうになります。紐が首と腰のあたりについていて、首の部分の紐は胸のあたりで結び、腰の紐は前に回して結びます。田仕事では泥水が掛かっても雨水できれいに流され、心配なく仕事ができます。冬は暖かく、雪がついても簡単に落せます。材料は藁かヒロリ草が使われ、藁には仕事用と旅用がありました。 |
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昭和の30年代になると、ゴム製やビニール製の雨カッパが使われ、旅にはレインコートなどが普及して、蓑は姿を消していきます。 |
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