山仕事の道具
背こうち
せなこうち
背に荷物を背負う時に体との間に当てるクッション
昭和20年代まで
松江郷土館
邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
浜田市郷土資料館
浜田市金城民俗資料館
安来市立歴史資料館
など
背中に「背こうち」を背負って、その上に荷物を載せて運ぶ用具です。材料は全て藁です。「背こうち」の厚みのあるものは重たいものを運ぶ時に使用しました。重たい物から順番に書くと、四八(しはち(まくら木))、割木(わりき)、刈り草、干草などです。
「背こうち」は多種類ありますが、「荷台」の登場により次第に消滅していきました。