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梯子(はしご)状になった部分に荷物を載せる足が2本取り付けてあります。荷物を載せる足と梯子の縦木(たてぎ)の部分が一本の木でできているものもありました。木の幹と枝の太さや角度が適当なものを選び、真ん中から割って作りました。きおいこでは薪(まき)や炭焼き用の材木の運搬のほか、稲・藁(わら)・笹なども運びました。直接背中にあたる部分には藁で作った背あて(せなこうち・せなかち)を緩衝材(かんしょうざい)として使用していました。左上下写真とも、右は子ども用のきおいこです。 |
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写真のきおいこの他、梯子の下の端を少し余して荷物を載せる足を取り付けたきおいこもあり、荷物を背負ったまま小休止するのに支えとなり便利だったといいます。現在は運搬車などによって運搬されることがほとんどですが、人力に頼らざるを得ない状況では骨組みが軽量な金属でできたおいこを使用することもあります。 |
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