しまねの民具100選サイトマップ
住まいの道具
置きごたつとやぐら
 
置きごたつとやぐら
ふりがな おきごたつとやぐら
機能・用途 炭火を利用して体を温める道具
年代 1960年まで
所蔵資料館 松江郷土館
邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
津和野町立歴史民俗資料館
絲原記念館
浜田市郷土資料館
益田市立歴史民俗資料館 など
解説
床に炉を設け、上に「やぐら」を置き、ふとんをかけて熱の放射を防ぎ暖をとるようにした効率の良い保温具をこたつと言います。これは、簡単に行火(あんか)を置き、移動が自由になる置きごたつです。熱源は煮炊きに使った竈(かまど)やクド、囲炉裏(いろり)の燠(おき)を使ったり、火持ちがよく、値段も比較的安い炭団(たどん)、豆炭(まめたん)、練炭(れんたん)もつかっていました。
現在の姿
室町時代に広まり、江戸時代以降急速に普及しました。掘りごたつと置きごたつがあります。今日では熱源は便利な電気ごたつに替わってきました。また、椅子のように腰かけられる腰かけこたつも普及し始めています。
   
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