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食事の道具
苦汁ふね
 
苦汁ふね
ふりがな にがりふね
機能・用途 苦汁を採る道具
年代 昭和10年代
所蔵資料館 絲原記念館
浜田市金城民俗資料館 など
解説
昔は、豆腐造りに必要なニガリを食塩から採っていました。ニガリを採るために丸木をくりぬき苦汁採り船を作り、その上に食塩を入れた塩籠(しおかご)を置きます。長時間放置しておくと食塩からニガリがしたたり落ち、ニガリ船にニガリが溜まります。
現在の姿
「苦汁ふね」は、昭和20年になると既製品のニガリが簡単に入手できたことと、個人の家で一度に大量に豆腐を作ることをしなくなったので、この「苦汁ふね」は全く使用されなくなりました。
   
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