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弁当箱のことです。柾目(まさめ)の杉や桧(ひのき)を割って薄い板状にし、熱湯に浸け円形とか楕円形に曲げて、その合わせ目を桜の皮で綴じ、底をつけて作ります。蓋はそれよりも少し大きめに作ります。ご飯は身の方に入れますが、昼とコバシマ(間食)の2食分を持って行くときには、蓋の方にもつめて風呂敷に包んで仕事場に持って行きました。おかずは漬物と梅干しくらいを入れただけです。質より量のころの弁当箱です。 |
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弁当箱には、弁当行李(こうり)・メンパ・箱弁当などがありました。弁当行李が夏に使われたのはご飯が腐れにくいからです。いずれにしても大正時代にアルミの弁当箱が普及し、昔ながらの弁当箱は姿を消しました。 |
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