しまねの民具100選サイトマップ
食事の道具
張り子
 
張り子
ふりがな はりこ
機能・用途 特に胡麻収穫に使用
年代 1955年頃まで
所蔵資料館 邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
絲原記念館
浜田市金城民俗資料館
安来市立歴史資料館 など
解説
竹笊(たけざる)に和紙や反古紙(ほごし)などを米糊で貼りつけ、それに柿渋を塗った容器です。和紙が使われているので、強くて使いやすいです。また笊の大きさでいろいろな容器が作れたので重宝されました。笊に紙が貼ってあるので、粉のようなものも入れられ、特に穀類の収穫には役立ちました。貼った和紙が破けてもその上から張り重ね、そして毎年柿渋を塗り補強したので、長らく使用されました。
現在の姿
米や豆類、胡麻などの収穫には良かったのですが、昭和30年ごろからは、ポリ製やビニール製の容器が使われ出し姿を消しました。
   
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