しまねの民具100選サイトマップ
身につける道具
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お歯黒道具
ふりがな おはぐろどうぐ
機能・用途 お歯黒を塗る道具
年代 江戸時代
所蔵資料館 邑南町郷土館
飯南町歴史民俗資料館
絲原記念館
歯の歴史資料館
 など
解説
日本では古くは男女とも上流階級だけにお歯黒が用いられていましたが、中世あたりからは女性専用になったといわれています。江戸時代になって、結婚した女性のシンボルとなりました。結婚した婦人は眉を剃り落し、お歯黒をつけて人妻のしるしとしました。江戸時代末期にはお歯黒道具は欠くことの出来ない嫁入り道具の一つでした。お歯黒は、江戸時代に庶民生活に広く行き渡りますが、結婚した女性のたしなみとしていつも気をつけていたと思われます。
現在の姿
お歯黒はむし歯を予防する効果がありました。現在では歯質を強化するためにフッ化ジアミン銀が開発されて我が国の健康保険にも採用されています。この薬は主として乳歯の虫歯予防とその進行抑制のために考え出された薬剤です。
   
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