島根県松江市 こだわりセレクション
水の都・松江。県内最多の加盟館数! 海から山まで、魅力あふれる加盟館をご紹介
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- メテオプラザ(松江市美保関海の学苑ふるさと創生館)
実物の「美保関いん石」を展示
- 美保関いん石と灯台をイメージした外観が目を引くメテオプラザ。遥か46億年前、太陽系と共に誕生し、6100万年もの長きにわたって宇宙を旅し続けたいん石は1992年12月10日、美保関町の民家に落下し、現在メテオプラザに常設展示されている。
美保関いん石の常設展示の他、手塚治虫プロ制作のアニメ上映、いん石や宇宙に関する資料などを展示している。
- 目前に広がる日本海の海水を利用し1年中海水浴の楽しめる温海水プール、サウナ・浴場、カプセル型のリラクゼーションマシーンも備え、大人から子どもまで宇宙と海を満喫できる。
- ▲温海水のプール
一年中海水浴が楽しめる。 - ▲25分間の贅沢な時間
カプセル型のマシーンで心身ともにリラックス - ▲各種宇宙食販売中
パン、アイスクリーム、カレーなどお土産に人気。
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- モニュメント・ミュージアム 来待ストーン
石の彫刻体験・陶芸体験!
- 宍道町来待地区周辺でしか産出しない良質の伝統石材「来待石」。柔らかく加工しやすいのが特徴で、実際に彫ることでそれを体感できる。
また、来待石の粉は昔から釉薬に使われており、その釉薬を使用できる陶芸体験もおススメ。
粘土は島根県産のものを使用。
- ミュージアムでは来待石の歴史や文化を紹介。
ミュージアム内にあるレストランは、壮大な採石場跡を観ながら食事ができる。真実の口に手を入れると幸せになれるかも。 - ▲ミュージアム
来待石の現在・過去・未来を見られる。 - ▲レストラン
地元食材にこだわったフレンチレストラン。 - ▲真実の口?
真実の口のたぬきバージョン。
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- 田部美術館
贅沢なくつろぎの空間
- 田部美術館のある松江市北堀町塩見縄手一帯は、武家屋敷の残る伝統美館保存地区。
ヘルン旧居に隣接し、長屋門から続く回廊が白亞の建物へと続く。
磁器タイルが敷き詰められたロビー。
吹き抜けの天井には松材が温もりを伝え、時を忘れるモダンな空間が館内を包み込む(建築設計:菊竹清訓氏)。
- ロビーの南面には中庭が広がり、松江城山の杜が借景をなす。作品観賞後に、庭を望みながらゆっくりくつろぐことができ、おすすめである。
- ▲青井戸茶碗 銘秋埜
(あおいどちゃわんめいあきの)松江藩第七第藩主松平不昧のコレクション(雲州蔵帳) - ▲季節の茶花
四季折々の挿花をお楽しもう。 - ▲呈茶席
休憩室ではお抹茶のサービス(有料)が受けられる。
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- 松江市八雲郷土文化保存伝習施設
木地師二代小林幸八(きじし2だいこばやしこうはち)のロクロ道具
- 松江市の有形民俗文化財に指定されている、郷土の名工、木地師・二代小林幸八が使用していた道具を常設展示。
手挽き轆轤(ろくろ)をはじめ、轆轤(ろくろ)鉋(がんな)、木型、未成品等を展示している。松皮(まつかわ)を素材として製作された製品や、薄作りの茶托(ちゃたく)など、とても緻密な作品を見ることができる。
- 当館の展示室では、どれも一昔前までは第一線で活躍していたのに、いつの間にか目にしなくなったような道具を多数展示している。
- ▲装飾品
くし、かんざし、こうがい、など、職人の技が光る。 - ▲置き薬
昔の置き薬はカラフルだった。 - ▲国策(こくさく)湯たんぽ
戦時中に使用されていた陶器製の物。
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- 島根県立八雲立つ風土記の丘展示学習館
癒し系の定番! 見返りの鹿くん
- ぴんと立った尻尾、振り返った姿が愛らしい「見返りの鹿くん」は、平所遺跡埴輪窯跡(松江市矢田町)で出土した通称「見返りの鹿埴輪」のぬいぐるみ。
風土記の丘イチオシの癒し系である。館内で展示している本物は、美麗な造形で重要文化財に指定されている。
もともとは1997年の「古代出雲文化展」で販売されていた。
その後、奇跡の大復活を果たした幻の一品。小さな鹿のストラップも一緒にどうぞ。
- 風土記植物園では『出雲国風土記』記載の植物が季節に合わせて開花。近くの岡田山1号墳は、石室内部の見学ができる。「幸せのベンチ」に座って、神名樋野(茶臼山)からパワーをもらおう。
- ▲風土記植物園バイモ
春の風物詩。
風に揺れる姿は可憐。 - ▲額田部臣銘文入大刀
(ぬかたべのおみめいぶんいりたち)銀象眼の文字に注目! 岡田山1号墳出土。 - ▲幸せのベンチ
ハートが彫られた来待石。幸せパワーを充電!
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- 松江市立鹿島歴史民俗資料館
島根県で唯一の縄文貝塚を展示
- 島根半島の中ほどに位置し、古くから交通の要衝として開けていた鹿島地域には多くの遺跡がある。
館内では、縄文時代から中世までの豊富な埋蔵文化財で地域の歴史を紹介している。
圧巻は、長さ8mにおよぶ佐太講武貝塚(国史跡)の貝層剥ぎ取り断面。
貝塚の断面を樹脂で固め剥ぎ取った、シジミを中心とした貝層は約6000年前の縄文人の暮らしぶりを伝えてくれる。
- 隣接の佐太神社の9月の御座替祭で舞われる佐陀神能(国重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産)について紹介。
また、中国の文豪魯迅に師事した松江市鹿島町片句出身の中国文学者増田渉の業績を紹介している。 - ▲卜骨(古浦砂丘遺跡)
(ぼっこつ)
焼きごてをあて、占いに使った骨(弥生時代前期)。 - ▲佐陀神能「八重垣」
館内で佐陀神能の紹介映像を鑑賞できる。 - ▲増田渉(左)と魯迅(右)
増田と魯迅の友情は中国でも有名。
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- 島根大学ミュージアム
唯一のオキウマ骨格標本
- 隠岐馬は、隠岐島在来の馬で、背丈が大人の胸の高さにも及ばないほど小型である。
この標本は、明治21年、松江にあった獣医学講習所の獣医・佐藤清明氏によって、研究のために解剖されたもの。
12才の牡馬。毛色は黒色であったといわれている。
- 島根大学ミュージアムでは、明治時代から続く島根大学が、教育研究のなかで収集してきた様々な標本が展示してある。天然記念物や絶滅種など、貴重な標本が多い。
- ▲ニホンアシカ
明治19年の標本。現在は絶滅している。 - ▲チョウザメ
明治から昭和初期にかけて美保関でとれたもの。 - ▲オガサワラオオコウモリ
世界遺産に登録された小笠原諸島の固有種。